[著者:白米良/イラスト:たかやKi/オーバーラップ文庫]★★★
かつてない絶望感
シリーズ史上最も絶望の淵に追い込まれる展開でした。これまでは、何があっても常に「ハジメならどうにでもなる」空気感でしたが、それが今回初めて揺らぎました。真の絶望は、神エヒトの一方的な蹂躙……ではなくて、その後に『ハジメが完璧に闇落ちしかけた』事。大事な人達の、闇から引き上げてくれる『強さ』が無ければ一体どうなっていた事か。支えてくれる力強さを実感させられましたね。普段通りの空気感で
前半から中盤にかけて、色んなものが「グワーッ!」と押し寄せて来るような展開で、めちゃくちゃ惹き込まれました。その後は割と通常通りな感じで、良い雰囲気のまま最終決戦へ。この底から沸き上がる高揚感が堪らないですね。続きが楽しみ過ぎる。既刊感想:1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
零1、2、3、4
小篇集
ありふれた職業で世界最強 11
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白米良/たかやKi オーバーラップ 2020年07月25日頃