[著者:屋久ユウキ/イラスト:フライ/ガガガ文庫]
友崎文也の本質的な部分
友崎があまりに考え過ぎて悩み過ぎるもんだから、頭から煙が出ました。菊池さんとの付き合いと、葵との関係と、友崎の『自身の本質』について。もがけばもがく程、思考の沼にズブズブとハマって行く感じで。まあとにかく難儀な展開でしたね。「菊池さんと徹底的に話し合えばいいじゃん」とか、「二人が納得の上でなら、周囲の声は関係なくどんな付き合い方でもいいんじゃね?」なんて思ってたんですけどね。そんな簡単な話じゃなかった。
ただ、友崎が『変われた』今だからこそ、ここまでどっぷりと迷いに浸って、前へ進もうとする意思も抱けたのかなと。そんな風にも思いましたね。
弱キャラ友崎くん Lv.9
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屋久 ユウキ/フライ 小学館 2021年01月19日