[著者:羊太郎/イラスト:遠坂あさぎ/富士見ファンタジア文庫]
『騎士の誇り』とは何か? を問う回。
ハッキリとした答えは告げず、己の行動を示して背中で語る、みたいな。
シドのそう言う本質って、彼と深く関わらないとなかなか理解され難いんでしょうけど。
それだけに、分かって欲しい相手に伝わり響った“瞬間”って気持ちが高まるんですよね。
今回の場合は、ルイーゼそんな役割だったかなと。
終盤で『騎士の誇り』の真意を告げたシドの後ろ姿、カッコ良過ぎでしたね。
しかし今回、過去の因縁と関わった事で、過去のシドの謎がさらに増えたような……。
この辺りの事情はずっと気になってるんですけど(シドが語ろうとしないから)。
現状は、話が進めばいずれは……ってとこでしょうかね。