[著者:くろぬか/イラスト:TAPI岡/Mノベルス]
終盤でかなりヤバい展開があって、「おいおいおい……」ってな具合で背筋が凍る気分を味わってしまう。割と明るく楽観的な雰囲気の内容なので、ちょっと油断してたと言うか、その辺りは“まさか”の展開だったかなあと。
『勇者は無能のくせに能力はチート級』な、取り扱い危険人物なのが確定。ただ今回の北山達の強烈な『仕置き』を切っ掛けに、改心する可能性も微かにありそうな様子でしたが果たしてどうなるか。
前世の生き方に問題があって、こちらで精神的に追い込まれている風でもあるようで、若干同情の余地もあるのかなあと。とりあえず一番の無能が王様なのは確定的。なんとかしてくれよお姫さま。