SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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水属性の魔法使い 第一部 中央諸国編VI

[著者:久宝忠/イラスト:めばる/TOブックス]

 この世界の『ヴァンパイア』とは一体何なのか? その答えが少しだけ分かります。結論は『人間の手には負えないので絶対に関わるな』です。

 うっかり関わっちゃったら、今回のように大変な事になります。価値観の次元が違うし、強さの次元が違い過ぎる。ヴァンパイアが『神』で人間が『家畜』、彼ら彼女らの世界はそれが常識。

 関わったのに生きて逃れられたのは、涼の『異世界転生者の気質』が、ヴァンパイア界で一番偉い『真祖様』に大変気に入られたから。理由の詳細は読めば分かるので伏せておきます。

 ひとつ言えるのは、異世界転生者って不思議で未知なる存在だなあ、と言う事。涼の行く先々で見え隠れする、『異世界転生者の存在』の“匂わせ”は、後々何か涼に大きな影響を与える事になるのかどうか。

 ヴァンパイアとの再会は、涼が嫌がっても向こうが放ってはおかず、興味を抱いて寄って来そうな気もしますね。

既刊感想:IIIIIIV