[著者:やしろ/イラスト:keepout/TOブックス]
皇子殿下兄弟が菊乃井家に滞在中で、鳳蝶とレグルス兄弟も菊乃井家を動かずで、奏や紡やラシードや和ちゃん達と領内交流を満喫。特別な事は起こるでもなく、エルフ先生達も含めて割と穏やかな流れ。
途中から、エルフ先生関連の関係絡みで問題? 火種? みたいな事態が鳳蝶の前に持ち込まれたりして。ただ、それも急いで手を打たなければならないものでもなく、鳳蝶としては「さて、これからどの方向へ動こうかな?」と思案を巡らせている段階な印象でした。
今回出会ったドラゴニュートの『神殺し』の支援に向かうか、ラシードの兄弟怨恨関連にそろそろ決着をつけるか、それとも夏休みでエルフ先生達の発案の旅行を満喫するか。さて、鳳蝶達は次巻でどこへ向かうでしょうね。