［著者：桜瀬彩香／イラスト：ボーダー／ＴＯブックス］
ディノって、ネアに対して従順で『大好き』を隠さずに懐く『ドＭ』気質を常時発揮させているものの、一方で彼女の知らない『裏の顔』も持ち合わせている。
今回垣間見たごく少数の魔物会議にて、その裏側のディノの本質的な部分が見れたような気がして、「やっぱり別の顔も持ってるよなあ」と妙に納得が得られた感じでした。
あえてネアに見せないようにしているのは、多分詳細を知る事によって彼女に余計な危険が及ぶのを防ぐ為なのかも知れません。あるいは、まだネアには知らせるべき時が来ていない、とか。
ともあれ、ディノがネアに伏せている部分にも、全く一切の害意はないと知れた所は満足だったかな。ちょっとディノに関しては、まだ本質を見通せず計り知れない印象を持っていたので結構ホッと出来ました。
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