SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

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転生幼女はあきらめない8

[著者:カヤ/イラスト:藻/サーガフォレスト]

 『魔法箱』と『魔石』の仕組みについての考察や、存在自体が謎とされている『虚族』を実際に間近で見学して検証してみる、など。

 相変わらず3歳幼児が積極的にやる事じゃないよなあ、と思いつつ周囲も完全に黙認しているので結局「まあいいのか?」と落ち着く。

 とは言え、リアやニコに何でもかんでも好き勝手やらせているのではなく、ちゃんとルークを始め年上の責任者や大人達が万全の態勢で安全を確保してくれているから心強いです。

 リアとニコの魔力感知や魔力操作があまりに卓越していて、大人達がそれに頼っているように見えてしまうのは仕方のない所なんでしょうねえ。

 実際には、二人の幼児の興味が強過ぎて積極的に首を突っ込み過ぎてるだけなんですけど、それでも『新技術や新発見に繋がってくれれば』と温かく見守る周囲の動きは、やはり大人な対応だなあと思わされますね。

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