[著者:ざっぽん/イラスト:やすも/角川スニーカー文庫]
レッドがまだギデオンだった頃
この頃のギデオンとルーティに、「今も色々あるけれど、充実したスローライフを送れているよ」と、告げてあげたいなあ。特に幼少期の様子を眺めていると。理不尽に敬遠されているのが辛くてね。特別な力、選ばれた者としての能力を授かっただけなのに……。同じ村内で、特に幼少期のルーティに対する仕打ちには、ちょっと憤りを覚える程でした。たとえギデオンが『導き手』として護れているとしても、こりゃ穏便には済まないだろうなと。
でも、このラストの旅立ちのシーンでは、良かったなって気持ちになれて嬉しかったですね。全部が救われたわけじゃないけど、少なくとも後悔や遺恨を残す事なく、別れを告げられましたからね。
真の仲間Episode.0 今だけ最強の走竜騎士は、いずれ無双の妹勇者を守り抜く(1)
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ざっぽん/やすも KADOKAWA 2020年11月27日