[著者:古流望/イラスト:珠梨やすゆき/TOブックス]
ペイスが領主代行となり、新作のお菓子作りに活き活きとしていた回。
とは言え、お菓子作りも完全なるペイスの趣味の領域で好き勝手には出来ず、政治的駆け引きが絡んでいた辺り、「領主代行の責任を負ってるなあ」って感じで眺めてました。まあそれでも、新作お菓子の開発には相当に前のめりで楽しんでやってたみたいですけどね。
そして、しばらくはそんなお菓子作りから遠ざかりそうな、国王の聖国への開戦宣言によって緊張感がにわかに増す展開に。聖国で出会ったお菓子みたいな名前の人物は、ペイスの魔法の天敵となりそうで、戦争に合わせて再び衝突する事にもなりそうな感じです。