［著者：古流望／イラスト：珠梨やすゆき／ＴＯブックス］
何となく、抱えていた面倒事はひと通り片付いて、あまり大事にも見舞われずに通常の日々を過ごしているような。
そんな中で「ペイスの領主代行はいつまで続くんだろうか？」と、読みながらぼんやり考えつつ、大事は控え目だとしてもそれなりに厄介事には当たっているようで。
隣国の妬みによる手出しに、同国の妬みによる手出しに、まあ面倒臭い事だなあと思いながら眺めている感じでした。
直近でペイスやモルテールン領が危機に陥る程ではないんですが、どうにも急成長による他方への『影響力』と『注目度』のせいで、良くない状況に傾いている所も見られるようで。
余程の難しい局面にも対応出来る面々ではあるので、あまり心配はしていないんですけど、他者の足の引っ張りがじわじわと浸食している気がするのは、ちょっと気になる所かなあと。
