SIDE ONE ~小説の感想を日々書き連ねる~

小説の感想を日々書き連ねるブログ

最凶の魔王に鍛えられた勇者、異世界帰還者たちの学園で無双する1

[著者:紺野千昭/イラスト:fame/HJ文庫]

 『能ある鷹は爪を隠す』系な俺TUEEE。

 そう言う主人公って、大抵「目立たず生きたい」みたいな願望は叶わないですよね~。


 本作の主人公・恭弥は、その点で言ったら今の所はうまく隠せている様子。

 まあ元々簡単には悟らせない圧倒的な能力を持ち合わせているから、なんですけどね。 


 今後、果たして彼がどんな立ち位置で活動する事になるのか?

 今回みたく、極力『真の力』を隠しながら、小毬や女神ララの支え役に徹するのかどうか。


 諸悪の根源っぽい上位存在の女神たちに嗅ぎつけられたら、多分そうは行かなくなるでしょう。

 まるで帰還勇者たちを裏で操っているような発言を見せた、女神たちの動向は気になる所。


 あとは、最凶魔王フェリスの扱い。

 能力をほぼ失った“ただの猫”状態なので、今はあまり目立つ存在ではない。

 でも、ずっとそのままなわけではないでしょう。

 彼女の『真価』が解き放たれた時、物語も大きく動く事になるのかも知れません。


ラノベ人気投票『好きラノ』 2021年下期

ラノベ人気投票『好きラノ』 2021年下期』に投票します。


日和ちゃんのお願いは絶対3
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ただ制服を着てるだけ
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ミモザの告白<
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無自覚チートの箱入りお嬢様、青春ラブコメで全力の忖度をされる
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天才王子の赤字国家再生術10 ~そうだ、売国しよう~
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プロペラオペラ5
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千歳くんはラムネ瓶のなか6
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現実でラブコメできないとだれが決めた?4
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カノジョの妹とキスをした。3
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死なないセレンの昼と夜 ―世界の終わり、旅する吸血鬼―
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ひきこもりの俺がかわいいギルドマスターに世話を焼かれまくったって別にいいだろう?1

[著者:東條功一/イラスト:にもし/HJ文庫]

 ミューちゃんは、本当に着ぐるみの中に生意気美少女でも入ってるのかと思ったわ。

 ……美少女、入ってないんですよね?(可能性を捨て切れない)


 主人公のヴィルは、無気力系俺TUEEEです。

 いざとなったら本気出すタイプ。分かり易くていいですね。


 借金まみれな冒険者ギルドと、美少女マスターの身を救う為に重い腰を上げる。

 正確には、クソニートが大貴族な父親に実家を叩き出されて強制されたと言う事。


 まあそもそも圧倒的に強いし危なげも一切ないので、予想通りに順調に経営回復でしたよね。

 とは言え、まだまだアーニャのギルドに人が戻って来たとは言えない状況。

 なまけ癖のあるヴィルが、果たしてどうやってギルドを盛り返して行くか? 

 戦闘能力以外の所での手腕が問われる事になるのかも。


灰原くんの強くて青春ニューゲーム1

[著者:雨宮和希/イラスト:吟/HJ文庫]

 夏希は過去に一体何をやらかしたんだろう?

 明確には語られてなかった気がするんですよね。 

 彼の言動から何となく想像はつきますが、詳細はハッキリ知りたい所かも。


 あとは、なぜ記憶と経験を引き継いで過去に戻ったのか?

 それがなぜ夏希の身に起こったのか?

 何らかの原因や事情があるのか、それとも説明のつかない謎の突発事態なのか?

 もしあるなら、その原因や事情とは一体何なのか?


 現時点ではまだまだ疑問も多い。

 まあでも、そんなのは横に置いて、夏希が悔いの残らない二度目の高校生活を送れたら良いですけどね。

 ただ、過去の“やらかし”がどうにも引っ掛かって気になっているんです。

 順調そうでも、どこかに落とし穴があるのでは……と余計な心配をしてしまいます。


陰キャの僕に罰ゲームで告白してきたはずのギャルが、どう見ても僕にベタ惚れです1

[著者:結石/イラスト:かがちさく/HJ文庫]

 主人公の陽信。

 陰キャぼっちかと思ってたら、めちゃくちゃ『性格イケメン』じゃないですか。

 七海に対してかなりの“頼れる男子”っぷりを発揮していて驚きました。

 勝手に底辺イメージを抱いていてしまってごめんなさい。

 好感度が上がりっ放しでしたよね~。 



 七海の『嘘告白』にも、ちゃんとした納得の行く事情があって、

 友人二人も七海の事を考えての上でけしかけた事で。

 やってる事を考えると、あんまり第一印象が良くないのは当然でしたけど。

 それでも、悪意持ちな“クズ女”とかじゃなくて正直ホッとしました。


 興味深いのが『嘘告白』の後でお互い好きになった点。

 そして、それを知っている陽信に、七海が未だに『本当の事』を言えずにいる。

 この部分が、果たして今後どう二人の付き合いに影響して行くでしょうね。